屋根工事会社さんのチラシは集客上で有効?
「一軒家の屋根修理・屋根リフォーム・雨漏り修理・雨どい修理」を直接受注するにあたって、チラシ活用も有力な選択肢の1つですよね。問題は「チラシを配布して効果があるのか?」という事になろうかと思いますが、私の経験上からは…
「屋根屋さんはチラシで成果が出やすい業種の1つ」
との感触があります。
そこで当記事では建築板金・瓦屋さんを問わず、「屋根工事会社さんのチラシが集客上で有効」と考える理由について私なりの見解を掲載。そして、チラシの具体的な作り方や配布手順ではなく、「地域密着の真面目な屋根工事会社さんがチラシ集客に踏み出すための考え方・判断基準」を中心にお伝えします。
✅ この記事で具体的に分かること
- ここ数年、屋根工事会社さんのチラシを見かけない
- なぜ多くの屋根工事会社さんはチラシを打たない?
- チラシを打って元請けさんから睨まれたりしない?
- 今が厳しいなら直請け比率を高める取組を
- チラシに取り組むなら覚悟も必要
✅ この記事を書いた人
新潟の魔法の名刺屋 佐藤 たかあき
営業~現場までこなす自営業さん向けに売れる名刺を全国対応で作成するフリーランスの広告デザイナー。特に個人・小規模塗装店・屋根工事会社の職人社長さん達からの支持が厚く、名刺だけでなくチラシや看板・HP等のデザイン等も数多くお引き受けしています。販促に関するセミナーを全国12都県の商工会・商工会議所様などで述べ133回講演。中小企業庁「ミラサポ」販促専門家登録(平成28年~令和2年)
それでは、始まり始まり。
❶ 屋根修理は緊急性が高く、意思決定が早い
屋根の不具合は早期に解決する必要がありますよね。
特に「雨漏り」はすぐ修理しないといけません。
- 室内が水浸しになるので、そのまま住んでいられない
- 放置期間が長いほど家の構造劣化が加速度的に進行
だから修理工事は待ったナシ。
雨どいも壊れ方によっては…
- お隣さんにご迷惑が掛かっている場合が
- もう我が家だけの問題じゃなくなっている
だから修理工事は待ったナシ。
雨どいまで手掛けられる屋根工事会社さんと、そうでない完全な屋根専門の会社さんがあると思いますが、とにかく屋根修理と雨どい修理は緊急性が高いケースが多いように思います。
なので、私がこれまでお手伝いさせて頂いた屋根工事会社さん達のチラシも、1回目から複数の直接受注に繋がったのではないかと考えております。
❶ ここ数年、屋根工事会社さんのチラシを見かけない
私の住む新潟市中央区の駅南エリアではここ数年で、まったく屋根屋さんのチラシを見かけません。新聞折込も、ポスティングも。私の住んでるエリアが特殊なのでしょうか? いえ、恐らく全国的な傾向ではないかと考えます。
皆さんの住むエリアでも塗装屋さんのチラシは見かけても、屋根工事会社さんのチラシって記憶に無いのでは?(あってもごく僅かでは?)だから…
「屋根工事会社さんはチラシを打てば目立つ」
というのは容易にご想像いただけるのではないでしょうか。
ここからは業界事情の深掘り考察となります。
で、なぜ多くの屋根屋さんはチラシを打たないのでしょうか? どの地域にも屋根工事会社さんはそれなりの数が存在するハズです。それにも関わらず、チラシを打つ屋根屋さんが無い(極端に少ない)のはどういった背景が? それは…
屋根屋さんって工務店さんからお仕事を頂くのが伝統的な流れ(下請け構造)なので、彼らを差し置いて施主から直接受注しようと動くのは「元請けの仕事を奪う行為」「これまでの付き合いを壊すモノ」として御法度、という慣習があるようです。
それを律儀に守り続けて事業が安泰であれば良いのですが、「最近、仕事が減っている。このままでは会社の継続が厳しい。」そのような状態なのでしたら、元請けさん頼み1本足打法ではこの先が危ういかもしれません。慣習に捉われず独自にチラシを打って、直請け比率を高める事をお考えになってみるのも1つの方法です。
やはり元請け工務店さんからしたら「面白くない」のは確かでしょう。
でも今って職人さんの成り手が少ないので専門工事会社さんって貴重な存在です。貴方は元請けさんにとって「工期・施工品質」が読める貴重な存在。貴方が独自にチラシを打っても、貴方を即座に切るような事は中々できないのではないでしょうか。
下請けの貴方からしたら「もう仕事を振って貰えなくなるかも…」と心配されるかもしれませんが、元請け工務店さんからしたら…
「あそこに引き受けて貰えないと他に頼む先が無い…」
という心配もあるように思います。
むしろ今は職人さんが貴重なので力関係が「元請け工務店 < 専門工事の職人・会社」という逆転の構図になっている地域すらある可能性があります。だとしても元請け工務店さんは、それを専門工事の職人さんや会社さんに悟られないように振る舞われているでしょうけどね。
「そうは言ってもこれまで世話になった工務店(元請け)さんに喧嘩を売るような行為は気が咎める」と思われる屋根屋さんもいらっしゃることでしょう。
繰り返しになりますが、その関係を律儀に守り続けて事業が安泰であれば良いのですが、「最近、仕事が減っている。これでは会社の継続が難しい。」という状態であるのなら、直請け比率を高める努力を始められる必要があるのでは?
元請けさんは貴方の親ではありません。貴方の会社が困っていても必ずしも助けてくれるワケではありません。元請けさんだって自分の会社の維持に必死です。そもそも自分の会社の存続を他社に委ねているのは健全とは言えませんし、元請けさんだって重たく感じてしまうのではないでしょうか?
今は専門職人さんが貴重なので「元請け工務店 < 専門工事の職人・会社」という構図になっているかも。と書きましたが、地域によってはそうでない可能性もあります。
なので屋根工事会社さんがチラシ集客で直接受注を目指されるのであれば、元請けさんから切られる可能性も想定した上で取り組まれると良いでしょう。その覚悟があれば、迫力が違ってきます。元請けさんから即座に取引を切られる可能性は低くなるでしょうし、少なくとも一方的に強く出られるような可能性は低くなるのではないでしょうか。
チラシを打つのは事業者であれば誰もが持っている当然の権利です。あまり卑屈になって考えて欲しくないなと思っております。
❶ 多くの屋根屋さんがホームページに力を入れる背景
元請けさんに遠慮するのであればホームページを持つ必要も無いと思いますが、検索すると実に多くの屋根工事会社さんのホームページが出てきます。しかも皆さんクオリティが中々に高い。つまり、一般客さんからの仕事を直接受注したい気持ちが満々。でもチラシはやらない。なぜでしょうか? それは…
- HPはお客様の方から見つけて声を掛けて下さるもの。
- こちらから働きかけたワケではない。
- 元請けさんの頭越しに仕事を奪った事にはならない。
といった「言い訳が立つ」からではないでしょうか。
屋根屋さんがホームページに力を入れるのは「元請けさんに刺される事なく独自集客を目指せるから。」というのが私の推論ですが、そのやり方・狙いは間違いではないと思います。チラシはその都度お金が必要になりますが、ホームページは概ね初期費用だけで済むのも普及している理由の1つでしょう。しかしながら…
ネットを見ないという層が一定程度おられます。
その方達に自社の情報を届けるには、物理的にお客様の目の前に露出できる「チラシ」は非常に有効な手段の1つになると考えられます。
ホームページだけで一般客からの受注を充分に確保できている屋根屋さんもいらっしゃると思います。早い段階からホームページを頑張っていた屋根屋さんとかですね。そういう会社さんの場合、わざわざチラシをされる必要は無いでしょう。
但し、現時点でホームページを持たれていない屋根工事会社さんは、今からホームページを作っても即効性は期待しづらいです。検索しても上位に出てこないですからね。なので、ホームページが育つまでの時間を埋める装置としても「チラシ」は有効な手段の1つと言えます。
❶ 元請け頼み1本足打法を続けるのはリスク
もしかしたら地域によっては「元請け(工務店)」と「下請け(屋根工事会社)」という業界関係はとっくに破綻していて、屋根工事会社さんのチラシがバンバン入ってくるような地域もあるかもしれません。
しかしながら、少なくとも私が住む地域(新潟市中央区駅南エリア)ではそうなっていないように見えます。という事は、まだまだ多くの地域で元請けである工務店さんに遠慮して、屋根屋さんが独自でチラシを打つ動きは少数派なのかもしれません。
何度も同じ事を言って恐縮ですが、
元請けさんとの関係を律儀に守り続けて事業が安泰であれば良いのですが…
「最近、仕事が減っている。」
「このままでは会社の継続が難しい。」
という状態であるのなら、
元請けさん頼み1本足打法を見直す時期に来ているかもしれません。
屋根の事、特に雨仕舞いに関しては屋根職人さんにしか分かりませんよね。
にも関わらず工務店さんが雨漏り修理を受注してしまい、おかしな修理方針を立ててしまう。「この方法では雨漏りは完全に解消しないのに…」と思いながら言われた方法で工事するしかない。「これではお施主さんに顔向けが出来ないな…」と思いながら工事をされた経験はございませんか?
チラシを打って、
自分が直接受注すれば、
修理方針は自分で決められます。
つまり完璧に直せる。
「職人である以上は自分の仕事に責任を持ちたい」とお考えになる方が大半ではないでしょうか。屋根屋さんが独自にチラシを打つというのは、正しい工事を世間に提供できる事にも繋がるのです。
そして今は悪質な屋根工事の訪問販売が問題となっていますよね。
呼んでもいないのに突然やってきて…
→「お宅の屋根は壊れているかも」
→「いま脚立あるので無料で調査してあげます」
→「やっぱり壊れてました(わざと壊した)」
→「すぐに修理しないと大変な事に」
→「実は今ならキャンペーン中」
などと言って不安と緊急性を煽りに煽ってその場で契約をゲット。
そして修理費は法外で、工事はデタラメというアレですよ。
正しい仕事をする正統派の屋根工事会社である貴方は、このような悪質訪問販売会社のやりたい放題を野放しにしていて良いのでしょうか。貴方は警察ではないので、これらの悪質業者を摘発したり逮捕することはできません。ならばせめて…、
『真面目な地元の屋根工事会社ならココにいますよ!』
とチラシを打って地域の方々に「屋根修理のことなら相談する先がある」と知らせてあげるべきなのではないでしょうか。こういった面からも屋根屋さんが独自にチラシを打つ価値があると思います。
本記事はこれでおしまいです。
- 100%完全元請けになりたい。
- あくまで直請け比率を高めたいだけ。
以上、「屋根屋さん向けチラシ集客のススメ」でした。
ご参考になりましたら幸いです。
とは言え、チラシなら何でも良いワケでもありません
お客様から声を掛けて貰えるチラシにはコツがあります。そして私はそんなチラシを作ってきた実績がございます。私が作成するチラシは爆発的な集客力こそありませんが、質の良いお客様からばかり声が掛かる傾向にあるのが自慢の1つでもあります。ここでは詳細に語りませんが、チラシを入れる効果的な範囲、タイミングや頻度なども把握しておりますよ。
以下に私のホームページのリンクボタンを貼っておきますので、ご興味あれば開いて読んでみて下さい。貴方のお役に立てる日が来るのを楽しみにお待ちしております。
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