おはようございます。
昔は今より勢いあったよなと感じる
新潟の魔法の名刺屋です。
(今はボチボチやってます^^)
さて本題。
先週の話なのですが、海を渡って佐渡ヶ島へ。
何しに行ったかと言いますと~…
『佐藤さん、遠くまでありがとうございます!』
株式会社 佐渡活の代表、本間金五さんの取材です。
はたらく名刺®︎の作成依頼を受けてジェットフォイルで行って参りました。
> 植木業と牡蠣養殖業
> 株式会社 佐渡活|さどかつ
> https://sadokatsu.com
> https://kaki-shop.sadokatsu.com
ってなワケで本日より全5回の予定で、本間さんの取材レポートをお届けさせて頂こうかなと。それではさっそく第1話の始まり始まり。
名刺屋:
本間さん、この度はご依頼ありがとうございました。
まずは株式会社 佐渡活さんの事業概要からお聞かせください。
本間さん:
当社は9年前から植木業としてスタートしまして、2年前からは牡蠣養殖にも乗り出した少し変わった会社です。
春から秋にかけては主に植木業、冬の間は主に牡蠣養殖という形で事業を行っております。
名刺屋:
それはユニークですね!
でもどうしてまた牡蠣養殖も始められる事に?
本間さん:
佐渡における植木業は、冬が閑散期になってしまうんです。
雪が降ってしまうと作業自体が行えなくなってしまいますでしょ。なので、僕1人で植木屋をやっていた時の冬はスキー場の手伝いや土建屋さんの手伝いに行っていたんです。
でも植木業はご依頼が増える一方で、僕1人では対応しきれなくなってきたんですね。これはいよいよ人を雇用しないとダメだぞと。そこで求人を出してみたんですが、人が全然集まらなくて(汗)
名刺屋:
どうしてまた求人に応募が無かったのでしょう?
本間さん:
4月~12月までの植木業という形で求人してしまったからですね。
自分が応募する立場で考えてみれば、冬に仕事が無いのは考えられませんよね(汗)キチンと1年間お給料貰えますじゃないと。
それで「通年雇用で募集するにはどうしたら?」と考えていた時に、牡蠣漁師さんから『冬忙しいから手伝って欲しい』と。それで手伝ってみたら結構面白い。もしかして牡蠣養殖を事業に加える事ができれば通年雇用できるんじゃないかと思いまして☆ 漁師さんからも『牡蠣の仕事は冬メインだしやってみたら?』と勧めて頂いて「僕でも頑張れば何とかやれるんじゃないか」と思って始めてみたのですが、現実は甘く無かったです(笑)
名刺屋:
牡蠣養殖って冬の間だけで全て出来てしまうのですか?
本間さん:
はい。今は筏の数が少ないのもありますが、冬だけでほぼ出来てしまいます。
僕は加茂湖でやっているのですが、冬の間に稚貝を筏から下げておけば、次の冬には食べられるサイズにまで1年で成長するんです。加茂湖は海水と淡水が混ざった汽水湖と呼ばれる湖でして、海では成長に2~3年を要しますが、淡水の養分も含んだ加茂湖での牡蠣養殖は成長が格段に早いんですよ。
自然と成長してくれるので牡蠣養殖は春~秋にかけてはそこまで忙しくありません。なので農家さんが兼業でされてるケースが多いんですよ。それで僕も植木業と牡蠣養殖の2本柱で通年雇用できる体制を整えられた感じです。春から秋も少し作業が必要ですが、スタッフは数日で、僕が準備や片付けを行えば大丈夫なくらいです。
名刺屋:
現在のスタッフさんは何名ほどに?
本間さん:
社員3名、パート3名、僕を加えて総勢7名まで増やせました。
でもまだ不十分だと考えておりまして、今後は養殖の筏の台数も増やして牡蠣養殖の方のボリュームをアップさせて、10名体制くらいにまでは持って行きたいなと。
もちろん植木業の方ももっと伸ばして行きたいですけどね。実は去年に「佐渡ビジネスコンテスト」という賞レースがありまして、ウチの植木&牡蠣養殖の二刀流事業をご評価頂き光栄にも第1位を頂く事が出来たんですよ。つい先月にもウチの取組がユニークだとテレビでも取り上げて頂いたばかりです☆
> 本間さんが紹介されたニュース映像
> https://www.youtube.com/watch?v=S7XPgDQpRK8
名刺屋:
佐渡内で今、熱い注目を集めておられる会社さんなんですね!
テレビまで取材に来ちゃうなんて、乗りに乗ってるな~。
そう言えば私も名刺屋さんを始めたばかりの頃は、やたらと新聞とかテレビの取材が来てた気がする。
でも最近はめっきりそういった話が来ないという事は…
私はもう旬を過ぎたオワコンって事なのでしょうね…(笑)
(次回に続く^^)