おはようございます。
我が家の骨組みは集成材を使っている
新潟の魔法の名刺屋です。
(集成材はあまり良くないという話を後から聞きました。笑)
さて本題。
塗装会社経営、埼玉県越谷市の板垣さん取材レポート。本日は第2話になります☆
> 越谷市の住宅塗替え専門店
> 株式会社ワイエス塗装リフォーム
> https://www.ys-tosoureform.com
それでは、始まり始まり。
名刺屋:
いたがきさん、いたがきさん、
ワイエス塗装リフォームさんは関西ペイント(塗料メーカー)のリフォームサミット店に加入されているのですね。
どうしてまた関西ペイントさんに?
板垣さん:
関西ペイントさんの塗料が1番良いと思っているからですね。
関西ペイントで塗った現場は年数が経っても艶が出てたりとか経験しているので1番信用しています。それで募集してたんで一昨年に加盟しまして、コチラで色々な事を勉強させて頂いてます。なのでお客様から特に塗料メーカーのリクエストが無ければ関西ペイントの塗料でご提案させて頂いてますね。
名刺屋:
関西ペイント推しの塗装職人さんって私のお客様の中にもいらっしゃいます。
板垣さん:
あ、ほんとですか?
関西ペイントの塗料は職人からすると塗りにくいんですよ。でもだからこそ保ちが良いんでしょうね。塗り易い上に保ちも良いなんて都合の良い話は無いのかもしれません。関西ペイントが良いと言ってる職人で変な人に会った事がないですよ。関西ペイントの塗料は東京タワーの塗替え塗料としても選ばれていますしね!
名刺屋:
関西ペイント愛が凄いですね(笑)
ワイエス塗装リフォームさんではお見積りを複数パターンでご提示されてますか?
そうですね。グレードの異なる3パターンでご提示させて頂くのが標準です。
一般的には「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」が標準的なグレード分けだと思いますが、当社の場合は「スタンダードなラジカル制御塗料(シリコンのアップグレード版)」「高級なラジカル制御塗料」「無機塗料」の3パターンですね。
フッ素を除外しているのは、高級ラジカル塗料はフッ素塗料の1/2の値段なのに、期待耐候年数が17~18年とフッ素と同じなので、フッ素塗料をご提案する理由が無いからなんですね。
お客様も事前に色々と調べられているのでフッ素塗料を希望される方もいらっしゃいますが「実は同等の性能で価格が半分の塗料がありますよ」とお伝えすると驚かれる方は多いです。フッ素塗料を希望されるならフッ素塗料で塗ってしまえば当社のプラス売上になるのですが、お客様の事を考えたら本当の事をお伝えした方が良いかなって。
名刺屋:
板垣さんは正直な方なんですね☆
板垣さん:
他にも塗れない屋根は「塗れません」と正直にお伝えしています。
塗っちゃイケナイ屋根材ってあるんですよ。人が乗ると割れちゃうような脆いのがあるんです。でも困った事に『塗れますよ!』と言って仕事を取っちゃう塗装屋さんも居るんですよね。でも余計に屋根を傷めるだけなので絶対に塗っちゃダメなんです。
ウチはそういう場合は「この屋根は塗れないので、カバーリング工事(板金屋さんに外注する事になる)をされた方が良いですよ」と。でも相見積もりの場合、それだとウチだけが他社より高い見積りになって不利なんですけどね。でも中にはご理解下さるお客様もいて、それでも受注できる事はあるので有り難い話です。
名刺屋:
後でクレームになっても大変ですもんね。
やっぱり正直が1番だと思いますよ。
ところで塗れない屋根ってどんなの??
板垣さん:
アスベストの問題が指摘されて、屋根材にアスベストが使われなくなった初期の屋根材がダメなんですよ。具体的に言うと1990年~2004年頃までに製造された屋根材なんですけどね。
今の屋根材は問題無いのですが、当時の屋根材はアスベストを抜いてしまったせいで強度や耐久性に問題があるんです。年数が経つとミルフィーユ状になってペロペロとめくれてきたり。お煎餅みたいにパリパリ割れちゃうような物もあります。
名刺屋:
えー!そうなんですね!(怖)
我が家を建てたのは確か…
ちょうど2004年頃だったような気がする…(笑)
(次回いよいよ最終回^^)