「名刺を工夫すると、売上はどの程度増えるのか?」
というご質問を頂いたので、私の回答を。
「売上がどの程度増えるのか?」
と質問されるという事は、「3割アップ」とか「倍増」とか、数字でお知りになりたいのだと拝察しますが…
「名刺を変えて売上●%アップ!」
のようなキャッチーな数字は残念ながら申し上げられません。調べた事がありませんので。
でも売上は増えますよ。計測した事が無いというだけです。
ちなみに名刺をお渡しする場面は…
- 商談の場で名刺をお渡し(交換)する。
- セールス目的で一方的に渡す。
- 異業種交流会のような場面で、商談でも売り込みでもなく、お互いの自己紹介として名刺交換する。
大まかに上記の3つのシーンですよね。
で、この中で名刺が売上に最も直結するのは…
❶ の商談の場面でしょう。
商談の場がセットされたという事はお相手の方は一定程度アナタの商品やサービスに興味がある状態です。
ここで工夫された名刺があると…
(私がお作りしている名刺です)
- 会話が盛り上がったり、
- お互いの共通点が分かって意気投合したり、
- お相手との距離がグググっと縮まって、
- 人としても信用されるようになり、
「お願いします」となり易い。
こういう話は私のお客様からも沢山聞いております。
例えば塗装屋さん、
見積もりで呼ばれたお宅にお伺いして家主さんに工夫した名刺を渡したら気に入られて受注決定。とか。
例えば漢方の薬局さん、
相談に来られたお客様に工夫された名刺をお渡ししたら、すぐに心を開いてくれて相談がスムーズに。喜んで漢方をお買い上げ。後日リピートも。とか。
例えば士業さん、
相続手続きの相談に来られたお客様に工夫した名刺をお渡ししたら、すぐに警戒心を解いてくれて相談がスムーズに。手続きをご依頼下さって、知人も紹介してくれた。とか。
この手の話はホント沢山あるんですよ。
工夫された名刺を持つ以前と後で、転換率がどの程度変わったのかを計測していれば…
「名刺を変えて売上●%アップ!」といった事が言えるようになるでしょうね。
- 名刺を変えて受注率が増えた。
- 名刺を変えて契約率が上がった。
みたいな話は届いておりますが、残念ながら数字では把握しておりません。
ちなみに名刺の工夫ポイントとしては…
(私がお作りしている名刺のウラ面です)
内容が仕事の事だけでなく、ご本人の事も分かるようになっていることですよ。
どういう人なのか。これまでの歩みや日常の過ごし方、ご趣味の事など、ウラ面に載せておかれると良いでしょう。
以上、本日は…
工夫された名刺が会社やお店の売上に直結するのは商談の場面で使った時。
というお話でございました。
- セールス目的で一方的に渡す。
- 異業種交流会のような場面で、商談でも売り込みでもなく、お互いの自己紹介として名刺交換する。
の2つに関してですが…
それはまた明日以降に書きますね☆