
「法人相手の商売なのであまり弾けた名刺だと出し難い。不真面目だと思われても困る。」
というお声をお聞きする時があります。
工夫された名刺はお相手さんとの距離を縮めるのに有効ですが、ご商売やシチュエーションによってはお堅い(普通の)名刺じゃないと不都合がある場合は確かにあるでしょうね。
では、工夫された名刺を使うのを諦める?
いえいえ。諦める必要はございません。工夫された名刺はざひ作りましょう。
そして堅い(普通の)名刺も捨てずに残しておいて、使い分けすれば良いのですよ。
まずか堅い(普通の)名刺をお渡しして、失礼の無いようにしておいてから…
「実はこんな名刺もあるんです☆」
そう言いながら工夫された名刺を後から差し出しましょう。
いきなり差し出されるより受け入れ易いですし、面白がって読んで頂けますよ。
そこから色々な会話が出来るでしょうし、自分の事や会社の事を知って頂けます。
私は賑やか&派手な「はたらく名刺®︎」しか持っておりませんが…
「堅い名刺も持っておくべきだったなぁ〜」
と思った場面はありますよ。
実は車を運転中に自転車に接触してしまった事がありまして、警察呼んで連絡先を交換するでしょ。その時に相手に渡した名刺が…
どーん。

これだったんです。はたらく名刺。中々の不謹慎さでしょ(笑)
(うわぁ、ヤバイ。こんなフザけた名刺だと私の反省と謝罪の気持ちが全然伝わらないじゃんか…。普通の名刺も持っておくべきだった…。汗)
ってね。
でもこれしか無いので、仕方なく事故のお相手にお渡ししたんですよ。
そうしたら…
その後はその方と揉める事も無く、無事に納まりました。あら不思議。
思いますに、その方は私のホームページやブログを読んで下さったのではないのかなと。
私がどういう人間なのかが分かって怒る気にもなれなくなった。
という事なのではなかったのかなと。はたらく名刺、すごいじゃないの。
普通のお堅い名刺を渡していたら、私が何者なのかずっと分からずに気持ち悪い思いを引きずられたかもしれませんよね。
この経験から…
「堅い(普通の)名刺じゃないとマズイかな? という場面ほど、賑やかで派手な名刺は威力を発揮する。」
と判明しましたので、私は未だに「はたらく名刺」1つで全ての場面を乗り切っております。
話が脱線してしまいましたが今回のコラムは…
「法人相手などのお堅いご商売の方は、普通の名刺と工夫された名刺の2種類を用意。堅い普通の名刺を渡してから工夫された名刺を後から出すと効果的に使えます。」
というお話でした。
まぁそうは言うものの…
名刺を2種類用意しておくのって、荷物が増えて大変なんですけどね^^